2019シーズンのJ2水戸ホーリーホック

1月12日。ケーズデンキスタジアム水戸にて2019新体制発表会が行われ、スローガンの「彩」の発表、9名の新加入選手の紹介がされた。16日からは1次キャンプがひたちなかでスタートし、いよいよ今シーズンの幕が開けた。2019年はクラブ創立25周年の節目の年を迎えることで、ファン・サポーター、パートナー企業、行政、地域の方々など、多くのステークホルダーからの期待度や注目度も大きい。

ここで簡単に昨季を振り返っておきたい。昨季の水戸ホーリーホックは、事業面、競技面での大きな成果をあげることができたシーズンであった。特出すべきは以下の3点が挙げられる。

 

  1. クラブの新たなトレーニング拠点「アツマーレ」の竣工
  2. 「J1クラブライセンス」の取得(条件付き)
  3. 「J2過去最高順位10位と最高勝点57」の達成

 

課題も多くあるが、新体制発表会で長谷部茂利監督が「J1昇格を目指す」と発表した通り、クラブとしてJ1昇格を目指す基盤は整ったと言っても過言ではない。但し、J1から降格した柏レイソルやVファーレン長崎をはじめ、昨季昇格争いをした東京ヴェルディや横浜FC、責任企業からの大きな選手予算を持つ大宮アルディージャやジェフ千葉など、全ての試合において挑戦者として戦わざるを得ない状況であることも確かであり、気の抜けない戦いが1年を通して繰り広げられる。

 

■主力が移籍した一方で、例年になく順調な選手編成

昨季クラブの主力であったバイアーノ、伊藤涼太郎、田向泰輝、小島幹敏が移籍やレンタル満了でチームを去る一方、#32黒川淳史、#8前寛之、#27茂木力也、#9ジョーをレンタル延長や完全移籍で獲得するなど、多くの主力選手がチームに残ったことで、毎年多くの主力が移籍する中で、例年になく順調に新チームの編成ができた。長谷部監督体制2年目を迎える上では、課題の改善や戦術の積み上げができる好材料と言って良いだろう。更にはガンバ大阪から森勇人、大宮アルディージャから清水慎太郎を加え、攻撃陣の活性化も期待できる。

過去7シーズンのJ1昇格プレーオフ進出ボーダーラインは勝点66.5P。昨シーズンから最低10P積み上げなくてはならない。長年チームが築き上げてきた守備のメソッドを継承しつつ、いかに得点を伸ばし「接戦を勝ちきれる」サッカーを展開できるかが鍵になるであろう。昨シーズンは逆転勝利が1試合もなかったことからも今季は尚更攻撃陣の奮起が不可欠である。25周年を迎える新生水戸ホーリーホックにぜひご注目ください。

 

2019明治安田生命J2リーグ ホーム開幕戦 3月3日 vs 栃木SC @ケーズデンキスタジアム水戸


2019年2月22日(金曜日)


2月.22.2019(金曜日)